自堕落

趣味というかゲームというか

テンポヘルス雑感(ビギナー帯)

テンポヘルスとはすなわち店舗型ヘルス(風俗店)のことである。

先日初めて風俗というものを体験してきたのでその記録をここに記す。

 

参戦メンバーは、昨年束縛女と別れた風俗経験有のA、昨年クリスマス前にJKの彼女を社会人に寝取られたB、高校時代に脱童貞するも大学4年間でSEXとは縁のなかったCそして僕の四名である。

もちろん全員彼女なしである。

 

きっかけは正直よくわからない。

前日に5人で酒を飲んでいたのだが僕は早々に寝てしまっていて、朝起きたらA~Cの三人が風俗に行くと言い出したので僕もそれに便乗した。

その場にはもう一人いたのだが彼は「そんなことに金を払うなど正気の沙汰ではない」と言い残し去ってしまった。

価値観は人それぞれである。

 

まずは予算会議から始まった。

僕は正直いくらでもよかったのでぼーっと風俗口コミサイトを眺めていた。

あらかたの予算が2万となったところで店を決めて現場へと向かった。

 

店に入るとニッコリ笑顔の素敵な黒縁眼鏡をかけた坊主の男に案内され、待合室に通された。

60分1万5千円のコース。

女の子を選び、プレイ内容はキス、フェラ、69とあり本番禁止、攻め禁止となっている。

これが高いのか安いのか僕にはよくわからない。

取り敢えず女の子を選ぶファイルを渡され、ファイルにはすぐご案内できる女の子が7~8人、接客中で待ち時間が必要な女の子が5~6人いた。

僕はすぐご案内のほうから一番人当たりの良さそうな女の子を選ぶと、男は「うちのナンバー1です!」という。

やったぜ。

ちなみに友人が選んだときは「その子はやめといたほうがいいです」「あーそっちならまぁまぁ」と男が色々と教えてくれていたので結構親切なんだなぁと思った。

 

選び終えて五分ほどで呼び出され、「うちは攻め禁止なんで、指入れとか本番とかNGです」みたいな注意を受けてからエレベーターで女の子とご対面。

普通にかわいかった。

「○○です!よろしくおねがいします!」

「二木ですよろしくお願いします!」

「丁寧にありがとうございますww」

 

たぶん普通は名乗ったりしないんだろうね。でもほら僕、コミュ障だからよくわかんないんだよ……。

若干ブルーになると同時に急激に緊張してきた。

「はぁ~、なんか緊張しますね、僕こういうのはじめてで」

「そうなんですね、でもあんまり緊張してると気持ちよくなれないのでリラックスしてくださいね」

今日はなんできたのーとか、そのあとめちゃくちゃ当たり障りのない会話をしてたと思う。

女の子は僕の様子をうかがいながら当たり障りのない会話に付き合ってくれてる感じだった。

しっかり接客してくれてる感。

コミュ障でビギナーな僕は大変ありがたいかんじだった……。

 

なんだかんだと服を脱ぎ脱ぎ、女の子は僕が脱ぐのを手伝ってくれたりもしてなんだか照れ臭かった。

当然女の子も裸になるんだけど、それをみた僕は「やれやれ参ったな」という感じだった。

ここら辺の描写に力を入れるのは恥ずかしいのであっさりかくけど、おっぱいはこぶりだけど全体的にすらっとしていてきれいなからだだった。アンダーヘアもきれいになってて、「ああ、僕もそってくればよかったな」とか「そういえば爪も切ってねぇや」とか野暮なことを考え始めて憂鬱になり、緊張と一緒にちょっとブルーな感情が渦巻きはじめていた。

 

これでたつのかな。たたなかったら申し訳ないな。

 

バスルームへ入ると、AVで見たことのあるイスがあって少し感動した。

イスに座ってうがいと歯ブラシを済ませた後、洗体。

やっぱ人に洗ってもらうのは気分がいいですね。

軽く上から下を洗ってくれたんだけど、足を洗ってもらうのが特によかった。

指の間まで丁寧にやってもらって気持ちよかった。あと腕で股間(菊門)こすられたとき変な声でた。

そのくらいからちょっとたってきた。

 

「こしょばい?」

「きもちいい……」

 

こしょばいが何語なのかは知らあないけどたぶん関西弁だろう。

いまさらだけど、女の子は西のほうの言葉を話していてたぶん僕より若かった。

 

あらかた終わった後ついにちんちんへの攻撃が始まる。

ローション大丈夫な人? ときかれたので使ったことないと答えるとじゃあ使ってみようかって丁寧に塗りたくられたのち、向こうから「口でいい?」「おねがいします」

いつぶりだろうかふぇらちお

 

あったかかった

 

正直イマラチオに移行しないとイケない体質の僕は頭を押さえつけて盛大にやってしまいたい衝動に駆られたが案内の際に「攻め禁止」とかいわれたのが怖かったのでぐっとこらえた。

攻めの定義が分からないし余計なことして中止されたらかないません。

郷に入っては郷に従え。

されるがまま流れに身を任せよう。

 

少ししてだいぶしっかりたってきたあたりで抱き合ってちっすをしました

射精してないから臭くないよ????

余談ですが僕はフェラよりちっすの方がすこです

余計な力を入れず、下を柔らかくしてちろちろねっとりやるちっすがほんとにすき

安心しゅる

いいちっすだったなぁ

 

ちっすの後身体を流して僕は先にベットへ

女の子はわりとすぐで出てきました

 

ネットの口コミでお勉強していた話でははずれを引くとここで無駄に時間をかけてなかなか出てきてくれない場合もあるらしいですがそんなこともなく、さすがナンバー1!いい接客だなぁ!と、最初緊張していたのも忘れて僕は結構ご機嫌になっていました

そんな僕の様子をみた女の子も「緊張取れた?」なんて、はぁ~、親しみやすい!

 

そんなこんなでごろんからフェラが始まりました

ここからが長かった

ふぇらちお

心地いいだけのふぇらちお

幸福感のあるだけのふぇらちお

すごい音の出てるふぇらちお

なんかめっちゃ吸ってるふぇらちお

ちょっと疲れてきている女の子

イカない僕

諦めない女の子

だんだん申し訳なくなってくる僕

 

暫くフェラチオが続きました

ギンギンにたってはいますが僕がいきそうな気配がないため女の子はきいていきました

「近い?」

気持ちいけど近さは感じない僕は「とおいかも」と申し訳なさそうに言いました

「もう少しやってみるね!」

その言葉からは何としてもいかせてみせるという強い意志を感じました

もうしわけないもうしわけない

たぶん僕はいけない

きもちいけどいけない

がんばってくれてるのはうれしい

でもいけない

あああああああああああ

頭をわしづかみにして思いっきり押し込めばいけるとおもう

気持ちよさ云々じゃなくてその行為に興奮してすぐにいける気がする

気がする

気がするだけだ

そもそも攻め禁止って言われたしそんなことしていいのか?

きいてみようか?

でも聞いてみてそれはダメって言われたら悲しいな

変な空気になったら嫌だな

それならいっそいけないままでもフェラを続けてもらった方が……

 

気持ち悪い男の妄想は止まりません

 

彼女疲れてきてるじゃないか

このままずっとフェラをさせ続けるのか?

酷い奴だ

悪魔だ

このくそ遅漏め

遅漏は悪だ

あああああああああああああああああああああああああああああああ

 

しばらくすると女の子はいいました

「どうするのが一番気持ちいいかな」

僕は言いました

「キスがしたい」

「そうしよっか」

 

仰向けになった僕の上に覆いかぶさって彼女とキスをしました

彼女はキスをしながらしごいています

もうしわけなさ、切なさ、よくわからない感情に支配された僕は彼女の身体をそっと抱きしめました

すると、フェラの時にはなかったあの快感がだんだんとこみあがってきます

僕は興奮します

これならイケる!ここまで頑張ってくれた彼女のためにもいって見せる!

彼女を抱きしめる身体に自然と力がこもります

くる!いける!

そう思った瞬間、タイマーが鳴り響きました。

 

おわった。

僕の理性がいいました。

 

ここまで頑張ってくれた彼女に申し訳ないな。

僕の中の偽善者がいいました。

 

ここで終わりたくない!

僕の中の性欲が叫びました。

 

「ごめんもう少しだけ」

僕は一瞬だけ口を離してそういいました。

彼女は小さくうなずいてキスをしてくれました。

 

何秒だろうか

タイマーが鳴り響く中キスが続き僕はついに解き放ちました

彼女を抱きしめていた腕を離すと、彼女はそっと離れて

「いっぱい出たね」

とほほ笑んでくれました

 

圧倒的安堵。かつてない達成感。

イケてよかった。

 

最後にシャワーを浴びて僕の初風俗は幕を閉じました。

 

 

もっと貪欲になってもよかったとか

変に女の子に気を使いすぎてしまっただとか

そういうこともあると思いますが、いろんな意味でいい体験でした

ちなみに友人たちの戦績ですがBとCは満足げにいろいろと語ってくれましたがAは終始やる気のない女の子で、「5000円払ったら店に内緒で本番してあげるといわれて糞萎えたから何もしなかった」と言っていました。

風俗、人それぞれです。

 

以上終わり。